2007.06.14 Thursday
雨の旅
雨とどまる事無く降り注ぐ……切なき思い心に満ちる。
何気なく、魂、鉄馬と共に濡れ馳せる。御殿場はもやに包まれ、富士の山も霞が蓋う。沈む思いは希望の陽射しを葬り去り、冷えた老体は溜息を放つ。
牧の原を降りきると太平洋が左手に、由比の海岸からいつも見える美しい御前崎も激しい雨に消され、清水の町も泣いている。浜名湖、尾張と鉄馬は忍ぶ、木曽川、揖斐川、長良川を越えて、関ヶ原、彦根、そして古都へと鉄馬は突き進む。京に近づくと雨は力尽き、日も暮れる。
夜の道を播州、吉備へと山陽の山路を登り降り走る。ふと頭上を見上げると、三日月が放つ月光に心が躍る。雨旅の哀しき想いが、感激の一瞬によって、風と共に消え去ってしまう。
人生も道中も旅は紆余曲折。
それもまた「生きる」事の醍醐味。深く悲しんだ人ほど、強く喜ぶことができる。たくさん涙を流した人ほど、多く笑うことができる。良いと想うことや悪いと想うこともちょっとした意識の変化によって、生きていく為の大いなる力に成り得る。
何気なく、魂、鉄馬と共に濡れ馳せる。御殿場はもやに包まれ、富士の山も霞が蓋う。沈む思いは希望の陽射しを葬り去り、冷えた老体は溜息を放つ。
牧の原を降りきると太平洋が左手に、由比の海岸からいつも見える美しい御前崎も激しい雨に消され、清水の町も泣いている。浜名湖、尾張と鉄馬は忍ぶ、木曽川、揖斐川、長良川を越えて、関ヶ原、彦根、そして古都へと鉄馬は突き進む。京に近づくと雨は力尽き、日も暮れる。
夜の道を播州、吉備へと山陽の山路を登り降り走る。ふと頭上を見上げると、三日月が放つ月光に心が躍る。雨旅の哀しき想いが、感激の一瞬によって、風と共に消え去ってしまう。
人生も道中も旅は紆余曲折。
それもまた「生きる」事の醍醐味。深く悲しんだ人ほど、強く喜ぶことができる。たくさん涙を流した人ほど、多く笑うことができる。良いと想うことや悪いと想うこともちょっとした意識の変化によって、生きていく為の大いなる力に成り得る。




