2008.03.31 Monday
桜
明日ありと 思う心のあだ桜
夜半に嵐の 吹かぬものかは <親鸞>
明日も美しい桜が咲いているだろうと安心していても、夜中に嵐が吹いて、みな散ってしまわないとは限らない。
そのような意味を含んでいる浄土宗、親鸞の和歌である。
美しく粋に咲く桜を花見するのは、日本人としての心情ではなかろうか。
忙しさの中で暫しの暇をとって桜を見る時に、いのちの尊さ、豊かさを覚えさせられるものである。
然し明日も桜が見れると思っていても、嵐が遣って来るとその願望も失望へと変わってしまう事がある。
われわれの日常生活においても、期待とは裏腹に自分の思い通りにならないことや不条理なことなどが時としておきてしまう。其のような時に訪れる無常感は散ってっゆく桜の花びらや、また散ってしまった桜に似ているのかもしれない。
いざさらば 死にげいこせん 花の雨
死に支度 いたせいたせと 桜かな <一茶>
散る桜 残る桜も 散る桜 <良寛>
昔の日本人は自然から、人生においての大切な生や死についての教訓を学びとっていたように思う。無意味に時間に追われて忙しくするのではなく、無駄と思えるような暇をつくって、自然の営みをじっくり味わってみてはどうだろう。
損や得では比較できない豊かさが、心と体に訴えてくるに違いない。
夜半に嵐の 吹かぬものかは <親鸞>
明日も美しい桜が咲いているだろうと安心していても、夜中に嵐が吹いて、みな散ってしまわないとは限らない。
そのような意味を含んでいる浄土宗、親鸞の和歌である。
美しく粋に咲く桜を花見するのは、日本人としての心情ではなかろうか。
忙しさの中で暫しの暇をとって桜を見る時に、いのちの尊さ、豊かさを覚えさせられるものである。
然し明日も桜が見れると思っていても、嵐が遣って来るとその願望も失望へと変わってしまう事がある。
われわれの日常生活においても、期待とは裏腹に自分の思い通りにならないことや不条理なことなどが時としておきてしまう。其のような時に訪れる無常感は散ってっゆく桜の花びらや、また散ってしまった桜に似ているのかもしれない。
いざさらば 死にげいこせん 花の雨
死に支度 いたせいたせと 桜かな <一茶>
散る桜 残る桜も 散る桜 <良寛>
昔の日本人は自然から、人生においての大切な生や死についての教訓を学びとっていたように思う。無意味に時間に追われて忙しくするのではなく、無駄と思えるような暇をつくって、自然の営みをじっくり味わってみてはどうだろう。
損や得では比較できない豊かさが、心と体に訴えてくるに違いない。




