RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

06
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--

不良牧師アーサー・ホーランドのブログ。

<< Walk Across Japan | main | Walk Across Japan >>
Walk Across Japan
0
    今日


     《 井 戸 水 》

    『 愛とは立ち止まることだ。

       ある一人の前にしばし立ち止まることなく、

       時間を使うことなしに、愛を交わすことは出来ない 』

                    マックス・ピカート


    世の中は忙しくなった。また騒がしくなった。何かを為し遂げること。

    儲けること。利益を上げること。人を押し退けて這い上がって行くこ

    と。人に認められること。アピールすること…

    人は目標を掲げて必死に生きている様である。


    大阪の心斎橋の 『 通り魔事件 』 のニュースを聞いて怒りと悲しさ、

    また儚さを覚え言葉にならなかった。世の中は明るいニュースよりも

    暗い悲しいニュースの方が多いと感じるのは俺だけだろうか。二人の

    被害者の家族や親族、また友達のことを思うと無念で溜息しか出て来

    ない。これから後、犯人の動機や他の事が警察や報道によって伝えら

    れてくるのだろう。しかし其れがどうであれ、失われた尊い命は戻っ

    てこないのである。


    世の中は余りにも不条理に出来ている。でも其の不条理は其の世に暮

    らす人間によって生み出されているところが多いのである。人間は犯

    罪を犯さなくても、自己中心的な性格を其々が中に秘めて持っている。


    『 心に満ちているものが外に出る 』 と言う言葉があるが、心に穏や

    かさを持っていない人は、生き方に於いて穏やかさを現すことは出来

    ない。心の風景が我々の表情の景色になるのである。本来人の心は愛

    を味わい愛を流し出す井戸の様なものである。


    今は水道があるが、昔の人は井戸の水を頼りに生活していたのである。

    井戸が涸れてしまうと人は生きて行けないのである。井戸の水は地下

    から沸き上がって来るから飲む事が出来たのである。砂漠地帯の中東

    は何千年も前から生活の中に井戸水の存在があった。町中の人が水を

    求めて井戸のある場所までやって来たのである。水を汲むのにも時間

    は掛かったし、また労力も求められた。


    水は咽を潤し、汚れを洗い流し、食事や洗濯、また身を美しく綺麗に

    するためにも必要不可欠であった。時代は変わり、今は便利な時代に

    なった。しかし其の便利さが逆に、人々にとって大切な事を見失わせ

    てしまったのかもしれない。『 物や事 』 が人以上に大事になってし

    まい、人間の尊厳までもが無視される様な時代になってしまった。

    人の欲望が、会社の繁栄のために人を道具にしてしまい、人の欲を満

    たす手段にしてしまったのである。


    冒頭のピカートの言葉は、愛には立ち止まることが大事であり、愛に

    はしばしの時間が必要であると語っている。忙しい中、好きな人とし

    ばしの時間をとる事は決して悪い事では無い。騒がしい時こそ立ち止

    まって落ち着く一時を持てばいい。時間に振り回されて、己を見失っ

    てしまい易い時代だからこそ、決して無くしてはならないものがある

    ことを忘れてはならない。


    『 人生であなたが何をするかはどうでもいいのです。

       大切なことはただ一つ、あなたがすることを、

        愛の心をもってすると言う事です 』  先人の言葉

    『 愛は人が人として到達できる、究極にして最高のものである 』

                          V・フランクル


    『 しばし立ち止まる人は愛に潤される。

              其の様な人は、愛を人に注いで行く 』

    2012.6.15  アーサー・ホーランド

    | 旅先から | 10:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |









    http://blog.arthur-hollands.com/trackback/1441154